出会いもあれば別れもある。
いやー、お久しぶりです。
会社的に繁忙ということで、なかなか時間が取れず申し訳ないですね。
ひろゆき氏が言ってたナポレオンだか誰かが言ってた兵隊の4種類の分け方について。
(おそらくナポレオンではなくハンス・フォン・ゼークトの提唱した「ゼークトの組織論」)
・やる気があるやつ、能力があるやつで4種類を分ける。
・やる気がある有能なやつ
・やる気がない有能なやつ
・やる気がない無能なやつ
・やる気がある無能なやつ
・やる気がある有能やつ
→前線のリーダーに。
前線で戦って兵士を鼓舞する軍曹タイプ。
・やる気がない有能なやつ
→幹部や軍師に。
優秀な人間はうまく手を抜いて最適な手段を考えるもの。
・やる気がない無能なやつ
→ひろゆき氏からは言及なし。
(ゼークトの組織論的には命令させた事だけをこなす雑兵や肉体労働者がいい。一番数が多いため重宝はされるが使い捨て)
・やる気のある無能なやつ
→今すぐ〇せ
と。
やる気のある無能というのは組織の悩みの種になりやすいそうです。
ここで論じられているやる気のある無能というのは、組織が指示した事以外に自分の判断で別の事をしてしまい、成果も出せないどころか悪影響を与えてしまう人の事を指すようです。
もちろんやる気のある無能にも指導者側がしっかり指示・指導を示すことで改善する事も多々あるため、軍隊や戦争の特殊状況下のようなものとは少し違う点もあると思います。
いずれにしても、自身が「そう」なってしまわないように気を付ける姿勢は大事かなと思います。
過ちはだれにでも起こりえますが、過ちを過ちと気付かずに突き進めばそのうち手痛いしっぺ返しが来るのは明らかです。
過ちを気づいていて無視する行為もまた同じ。
…人を育成する立場になると、色々と思うことが増えます。
基本的には高い意欲をもって自身のスキルアップに励んでもらえるよう育成し、一緒に目標達成の喜びを味わいたいと思って行っていますが、どうしても業務になじまない人間もいます。
そんな人は、毎日指摘されたり自身の成長が遅いことに悩んだりするかもしれません。
もしかしたら考え方を変えたら急に成長できるなんてこともあるかもしれませんが、稀です。
※ここでいう業務に馴染まない人は、会社のツールや育成方法をいくら新しいものに変えたとしても業務についていくのは難しいだろうと感じている人です。根本的に合わないなと感じている人です。自分の育成力不足は完全に棚に上げてます。
でもそれは、今の職場がその人の「適所」ではなかっただけで、もっと他に自分に合った職場があるだろうと思うんです。
だからそういう人が職場にいると「もったいない」と感じてしまいます。
この職場に固執する事でスキルアップの機会を逃してしまっているかもしれないと、どうしても思ってしまいます。
一応、他業種でも役立つようなビジネススキル的な部分も教えるには教えますが、自分の成長が実感できない職場で何を教わっても響かないような気もしてしまいます。
ふうむ。
そんな事を考えながら、また一人、この職場から去っていくわけです。
むなしい。